10月12日体育の日に六孫王神社の宝永祭に参加してきました。
高校の吹奏楽部の先輩からのお誘いを受けたので、興味津々で飛び込みました。
お神輿を担いで町内を練り歩くという素晴らしいイベントです。
少しだけ体験記を綴ります。
■ 集合〜神社まで
前日、というより当日の早朝にラグビーの日本代表戦があり、朝7時頃までお店にいたので、寝ずに宝永祭にいくことになりました。笑
朝10時半に幼なじみと高校の頃の友人OKKYと合流し、集会所へ。
到着してすぐにビールを飲みました。この時点でうっすら感じる今後の飲酒量が予想できました。笑
ちょっとだけゆっくりしてから、お祭り衣装に着替えます。
下半身は足袋とダボ、上半身はサラシに法被。完全にお祭り野郎です。
今回初めてなので他装飾品は持ちあわせていなかったのですが、他の方は小物を持ち歩く巾着や刺繍入りの手甲、首から下げる木札など粋なアイテムがちらほら。
形から入りたい系の自分にとってはめちゃくちゃに羨ましい装備でしたね。
着替えが完了したら、お寿司をすこしだけいただいてより大きな集会所(なんちゃら会館)へ。
自分たちが着替た場所は10人そこらしかいなかったのですが、なんちゃら会館には100人超の担ぎ手の人が集まっていました。
凄く狭い路地に100人超の人が集っているので凄い密集度でした。
おっちゃんから兄さんやら様々な年齢層の方がいましたが、比較的高い年齢層の方が多いように感じました。
24歳の僕でだいぶ若い世代になるらしく、若い子来てるぞと重宝されるくらいでした。
やはり若者の地域行事の参加率は年々減少しているんだなと感じました。
※ この辺からまったく名前が分からないアイテムが登場するので【アレ】で表現します。
そこで10分そこら待機していると、先輩が神輿の担ぐ所にくっついている鳴るアレ(担がれてるのがアレ)を持ってぴょんぴょん跳ねながら来ました。
何言ってんだコイツ・・・みたいな文章ですが、読んだままのことが起こってます。笑
ここから掛け声に合わせて、担ぎ手を変えながら六孫王神社まで向かいます。
先輩は軽々担いでましたが、なかなかにヘビーな代物のようでした。
僕は初参加なので見てました。
■ 神社到着
※ この写真は神事中のものです。
神社に到着して、鳴るアレを神輿に搭載し、蔵から出して神殿(?)に寄せて神事スタート。
予想ですが、神様が神輿にお乗りになるのかなって思ってました。間違ってたらすみません。勉強します。
神事が終わり、みんなで担いで町内回りへ出発です。
■ お神輿を担いで町内をまわります。
やはり神輿は重いので、担ぎ手はどんどん代わりながら回ります。
遠巻きの写真ですみません。
また、神輿を担いで通る道は決まっており、それ以外の道では台車に乗せて手押しで進みます。
担ぎ手の交代時には何かしらのルールがあるようなのですが、最初は全くわからず四苦八苦しました。
が、初めてということもあり、みなさん優しく教えてくれはりました。
でもやっぱり最後の方までうまく担ぎ手チェンジのタイミングは掴めませんでした。笑
途中途中で休憩所があり、えげつない量のお酒、おつまみ等が配られていました。
もちろん飲みました。
町内を一周して休憩。その後、別ルートでもう一周して神社に戻り、神事を行い終了です。
ざっくり書きましたがおおよそ6時間ほど。なかなか疲れましたが、気持ちの良い疲労感が味わえます。
■ 独特な動き
・さす
要所要所で神輿を【さし】ます。
さすというのは、神輿を掲げる動作のことを言います。
普段担ぐときは肩で支えるのですが、「させーっ」の合図で一気に持ち上げます。
さしてる間は神輿の周りで待機している担ぎ手の人も神輿を支えに入ります。
これがまた得も言われぬ気持ちよさを感じることができます。
なによりも迫力が桁違いです。なかなかに格好が良いです。
・跳ねる
神輿の柱の前と後ろには前述の鳴るアレがついています。
前後で担いでる約8人(一つの柱に2名ずつ)が先導の人の掛け声に合わせてリズムよく【跳ね】ます。
神輿はべらぼうに重いですし、跳ねるのも一苦労。
神輿の中心部分を支えている人は交代が比較的ゆっくりなのですが、跳ねるポジションの人たちはサクサク交代しまくります。
そのおかげで神輿はずっと小気味良く動き続け、鳴るアレは鳴ります。
跳ねるのは難しそうなので今回は見てるだけでした。
他にもあったような・・・忘却しました。
■ 地域の方のお支えが凄い
まず要所要所の休憩所は全てその地域の方の援助ですし、どの路地をまわっていても軒先まで出てきて見守ってくれている光景が多々見られました。
やはり氏神ということもあるのか、しっかりと祀ってはるんだなと感じました。
生まれ育った場所にはそういう記憶がないので、すこし羨ましいような気持ちになりました。
いや、本当はあって知らないだけでしょうが・・・。
■ 最後に
京都で生まれ育ったのに昔からの伝統のあるお祭りなどに参加したことがなく、どこかで憧れがあったので、今回の宝永祭は参加できてとても楽しかったです。
なんかこういう催し事は「よそ者は受け付けません!」的な要素が多そうで(特に京都は)僕はよせてもらえないのかなとどこかで諦めてるところがあったので、めちゃくちゃ嬉しかったです。
少しですが人力が上がったように思います。
漢(オトコ)の要素も増えました。
来年の春にもっと大きいのがあるそうなので、今回お世話になった神友会さんに正式に加入してまた担ぎたいと思います!
とりあえずいろいろな装備が欲しい・・・笑
幼なじみと共に。
お疲れ様でした!
※ この後仕事でした。軽快に動けなかったのは言うまでも御座いません。
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