どうも、パリウェイのイズミです。
僕、実はパリピのくせにゴリゴリの理系なんですよね〜。
この度、新元素の名前が『ニホニウム』に決定したらしいので、軽くまとめます。
にしてもニホニウムて…笑
日本が発見した元素『Nh(ニホニウム)』
2016年6月9日に日本で発見された新元素が正式に発表。
113番目の元素として、かなりの大発見とニュースでも話題になってましたね。
最初の名称の有力候補は『ジャポニウム』だったそうですが、最終的に『ニホニウム』。
そこまで日本にこだわらなくても…
ジャポニウムかっこよかったのになー
僕達の生活にどんなメリットがあるのかもネットの海を漂って回収してきました。
ネットは広大だわ…
『ニホニウム』ってなんなの?
あの理化学研究所が発見した新しい元素です。
最初に見つけた人が命名権を取得できるので、日本が命名します。
元素は語尾を「ーイウム」にしなければならない国際規則があるので、『ニホニウム』に決まったそうです。
理由は発見したチームリーダー 森田浩介グループディレクターが、「日本で発見されたことがwかるようにしたい」とのことから、国名にちなんだ名称が挙がりました。
元素名は「Nh」。
以前はニッポニウムがあった…!?
1908年に43番元素として『Np(ニッポニウム)』という元素が存在してました!
が!後に43番元素は存在したいと判明して、なくなってしまいました…
この時に発見された元素は『レニウム』。
これを見てくれ。
現在ではこの時発見されたのがレニウムであると考えられている。 当時、X線分光装置が手に入らず、正しい測量ができなかったため、誤って43番元素で原子量およそ100の元素として発表された。レニウムが発見されたのちに小川自身で、発見した元素の正しい測量が行われた形跡がある。また、小川に頼まれてX線で試料を測定した木村健二郎は「それはきれいなレニウムだった」と証言している。
引用元:レニウム - Wikipedia
「それはきれいなレニウムだった」
結果的に『Np』という元素名は『Np(ネプツニウム)』に使用されました。
43番元素はテクネチウムとなりました。
ちなみに名称候補であった『ジャポニウム』がだめになった理由は、語源がラテン語に由来するからやめたらしい。笑
ジャポニウムかっこいいのに!
ニホニウムの作り方
読み飛ばしてOK!
ニホニウムは、「亜鉛」を「ビスマス」に高速衝突させ、核融合反応により完成します。
周期表で見ると「アルミニウム」と同じ13族に位置づけられています。
理化学研究所は線形加速器を使い、亜鉛の原子核を光速の10%まで加速し、ビスマスの原子核に衝突させて合成させました。
これを理化学研究所は平成24年までに計3個の合成を高い信頼性で確認したそうです。
陽子と中性子の数を合わせた質量数は278で鉄の約5倍重いのだそうです。
寿命は千分の1秒以下と短く、化学的な性質はわかっていません。
何のこっちゃら!笑
全くわからんが高速でぶつけて合体させてるってことだわ、多分。
ニホニウムのメリットと使い道
現時点でないっぽいですね…せっかく作れたのに1000分の1秒でなくなってしまうならどうしようもなさそうですもんね。
鉄の5倍重くても、なんともなりませんわ。笑
実際に僕達の生活圏で役に立つことはなさそうですね。
しっかりと実用化できるような何かがあればいいんですが…
もう新しい物質を作り出す時代なんだなぁとつくづく思います。
自然界に転がってるものなんて見つけ尽くしてしまったのかもしれませんね。
残すは深海と大気圏の外くらいなんじゃないですか?
でも、日本人が発見したとなると内容は入ってこなくてもなんとなく嬉しいですよね。
頑張れニッポン!って感じですわ。